Al-Mg系耐火キャスタブルは、溶融マグネシア、焼結マグネシア、溶融または焼結マグネシア-アルミナスピネル、溶融コランダム、アルミナ粉末、高アルミナ粉末などによって調製される。使用する原料の質によって、一般的なアルミナ-マグネシアキャスタブル、一般的な高アルミナ-スピネルキャスタブル、アルミナ-マグネシア酸化物キャスタブル、アルミナ-スピネルキャスタブル、コランダム-スピネルキャスタブルに分けられる。
通常のAl-Mg系キャスタブル は、連続鋳造取鍋の全体的なライニングに使用される。
通常の高アルミナ-スピネルキャスタブル 高アルミナ質ボーキサイト粉末骨材、ボーキサイト粉末骨材、焼結スピネル粉末骨材からなる。中小型連続鋳造取鍋全面ライニング、中間取鍋永久ライニング、電気炉鋼排出シュートライニングなどに適している。
の合計である。 アルミナマグネシアキャスタブル は、溶融白色コランダム、またはスラブアルミナ、または溶融高アルミナコランダムからなる。一般に大型取鍋のスラグライン以下の全体ライニングに使用され、使用サイクルは一般的なアルミナ・マグネシア系キャスタブルの1倍以上であり、他の高温炉、容器、流路のライニングとしても使用できる。
アルミナ-スピネルキャスタブルおよびコランダム-スピネルキャスタブル は、主に大型取鍋の本体ライニングに使用され、高出力電気アーク炉のカバーライニングにも使用されます。
Al-Mg系耐火性キャスタブルの性能指数
項目 | AMC-70 | AMC-80 | AMC-85 | AMC-95 | |
ω(Al2O3+MgO)/%≧. | 70 | 80 | 85 | 95 | |
かさ密度(110℃×24h乾燥後)/(g/cm³) ≥0. | 2.6 | 2.8 | 2.85 | 2.95 | |
常温圧縮強さ、MPa | 110℃×24h乾燥後 | 20 | |||
1000℃×焼成後3時間 | 30 | ||||
試験温度×焼成後3時間 | 50(1500℃) | 50(1550℃) | 60(1550℃) | 60(1600℃) | |
加熱永久ライン変更、% | 試験温度×3時間 | -0.5~+1.5 (1500℃) | -0.5~+1.8 (1550℃) | -0.2~+1.8 (1550℃) | 0~+1.0 (1600℃) |